有閑やさぐれゲイ日記~怠惰・色欲・暴食のはざま~

"仕事"はしているもののほとんど働く必要がなく、暇をもてあまし煩悶する30代のゲイの日常です。

葉桜の候、ブログを始めます。

すっかり春の陽気になり、桜もすっかり葉桜になった頃、突然ブログを始めることにしました。

 

前にも何回かやったことがあったけど、結局三日坊主に近い状態となり、続かなったブログ。何度もあきらめては再発したダイエット欲よろしく、今回も突発的に心機一転し、新たに開設することにしました。

 

これまでの傾向から察するに、今までブログで「自分自身について書く」ことがほとんどなかったことが、継続しなかった理由なのだと思う。

なので、今回は自己紹介から始めてみようと思う。

 

日本のゲイの世界では、165*66*36という数値で自己紹介する風習がある。

身長165cm、体重66kg、36歳という意味である。

これにP15などと、追加情報が付されることもある。P18になると、ブランド的な価値を有することが多い。Pの意味はお察しください。

 

このように数値で必要な情報を端的に伝えるところは、やはりゲイは「男」の集まりなのだと実感する。良く言えば合理的、悪く言えば殺風景なのかもしれない。

 

ノンケワールドで、女性に身長・体重・年齢・胸のサイズをたずねようものなら、即ブロック必須だろう。

もちろん、ゲイの自己紹介では数値以外にも、趣味や出会いたい人物像などが追記されることがほとんどではあるが。

 

で、この数値から見てわかるように、俺(※この一人称には違和感を覚えてしまうが、あえて自分のオス・アイデンティティーを強化するように、近頃は積極的に使うようにしている)は背が低い。

 

ときどき、ノンケ(※異性愛者のこと)の婚活で「身長170㎝以上の男性が限定!」の「理想の身長差♥高身長の男性と出会える」のパーティを目にすると、少し気に病むことがある(なんで見るんだか…)。

 

しかし!これはゲイに生まれて良かった部分でもあるのだが、ノンケワールドと違い(日本の)ゲイワールドは、低身長に比較的寛容なところがある。

 

「ガッチビ(ガッチリ(筋肉質)でチビの略)」という言葉が比較的人口に膾炙しているように、低身長だからといってモテないことはない。あと、いないわけではもちろんないのだが、「身長何センチ以上じゃないと無理~」という人もあまりいない気がする。

 

むしろ、顔と筋肉が覇権を握るのであって(若年層の動向は知らないが)、身長はそれほど重視されないような気がする(負け惜しみじゃないからな!)。

なので、今日も賽の河原よろしく、一つ積んではモテるためと、今日も俺はベンチプレスのバーに重りをつける。

 

自己紹介なのに、脱線しまくりで長すぎた。さらに自分の名前も名乗っていないことに気づいた。一人称「俺」が2回出てきたが、これではオレオレ詐欺である。

 

改めまして、「かわず」と申します。

「井の中のかわず」の「かわず」からとりました。この意図については追々書ければと。

さて、目標の1000文字に到達したので、記念すべき記事第1号は、これで終わることにします。