有閑やさぐれゲイ日記~怠惰・色欲・暴食のはざま~

"仕事"はしているもののほとんど働く必要がなく、暇をもてあまし煩悶する30代のゲイの日常です。

「有閑」とは ~井の中で暇をもてあました蛙~

ブログのタイトルにもあるように、俺、かわずは「有閑」に限りなく近い。

セレブという意味では断じてない。

文字通り、「閑」を「有」している。つまり暇をもてましているのだ。

 

一応、正規雇用で「仕事」はしている(ことになっている)。

ただ、世の中には「社内ニート」なんていう言葉もあるように、雇われているのに仕事がほとんどないのだ。

俺がいる組織はかなり特殊で、ごく一部の超優秀な少数精鋭が、すべての仕事を担ってしまうのだ。

組織の中には、よく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、働かないアリが2割に分かれるという「働きアリの法則」があるが、俺は間違いなく「働かないアリ」である。

 

「窓際に干されて、リストラされないの?」と思われたかもしれない。

されないのだ。

 

俺はいささか特殊な資格をもっているのだが、法令などの関係上、その資格を有する者を一定数雇わなければならない組織が世の中には存在する。

ただ、そいつらに与えられる「仕事」はほとんどない。ゆえに、やることがないのだ。

 

ブルシット・ジョブ」という言葉が最近注目されているように、世の中にはなくなっても誰も困らない「クソどうでもいい仕事」があるという。

俺の「仕事」もこれに限りなく近い。

 

正直にいえば、めっちゃ幸せな状況である。

ド平日の午前10時半に遅めの朝食をノソノソととり、テレビには高齢者向けのサプリメントの通販番組と老人ホームのCMが映る情景。

俺ら全員「テレワーク」していることになっているので、出勤する必要もまったくない。

 

昼過ぎ、運動不足解消のため、白昼堂々スポーツジムに通う。周りはリタイア後の高齢者やマダムばかりで、自分も現役を引退したような錯覚に陥る。

「あの人、いつもいるけど仕事してんのかしら…」と思われているのかもしれない。

 

一日のなかで体を動かす機会といえば、家事以外には筋トレぐらいしかやることがない。

いや、体を少しでも動かし、疲労させないと、心身ともにを病みそうな気がする。

過度な暇は、精神をむしばむ。

 

暇を上手につぶせる人は、趣味に没頭したり、カルチャースクールに通ったりするかもしれない。しかし、このブログのタイトルにもあるように、俺の「怠惰」ゆえに、行動に踏み切れない。ただ、強迫的に筋トレを続ける日々。

 

某有名ボディビルダーは、「大会で勝ちたい人は仕事辞めよう」と発言したことで知られるが、俺も(中年目前にして!)ボディビルダーになれるかもしれない環境だけは整ってしまったのかもしれない。

ボディビルダーは低身長が有利だと聞くし…(前回の身長ネタを引きずっている)

 

しかし、こちらもブログのタイトルにあるように、「暴食」ゆえに卵と鶏肉とブロッコリーのストイックライフなど、三日ともたないのである。

からあげ、とんかつ、ハンバーガー大好き!レモンチューハイ大好き!

 

先日の人間ドックの結果も中性脂肪γ-gtpがやばかった。血圧も高めだったし。

なので、今月からであるが「あすけん」という栄養管理アプリを使い始め、食事コントロールをし始めた。

 

さらに、30代のうちにモテ期なる体験をしてみたいという、ピュアで荒唐無稽な下心から、ごく最近ではあるが週5でジムに通い始めた。パーソナルトレーニングにも課金した。

毎年、春になるとハイになり躁転する傾向があるので、我ながら要注意である。

 

そのうち、筋トレ日記でもやろうかな。